【アカビジ】マクロコミュニケーション通信

アカデミックとビジネスの両立を目指す、強くありたい人財を応援するマクロコミュニケーション通信

「アカビジ」なポジショニング① 【「融合術」を使うと手っ取り早い】

こんにちわ。


ヒューマンキュレーターの松下です。

 

人材エージェントとして、
日々多くのサラリーマンや事業者と出会うなか

人や自分自身のこと、


また、世の中と向き合う機会が多いので

そのなかで


気付いたことをシェアできればと思い、
ブログ発信していきます〜。

 

ここから本題↓↓

 

こちらのブログでは、

リベラルアーツ(知性・教養)+ビジネス(実学)の融合=アカデミックビジネススタイル

略して「アカビジ」という視点を

 

日常のビジネスやプライベートに取り入れることにより、

 

限られた人生のなか、惜しみなくほんとうの

「豊かさ」を追求していく生き方を提案している。

 

今回からは、現代社会のなかで、

具体的にどんな「アカビジ」なポジショニングができるのか例を示していきたいと思う。

【「融合術」を使うと手っ取り早い】

 

私は、自慢ではないが

新しい肩書きやアイディアを考えるときに

 

全くの0から新しい言葉を生み出したり

 

いかにもクリエイティブな概念を創り出すというのは、得意でないタイプの人間だと思っている。

 

だが、そんな自分にも

 

簡単に新たな概念を生み出せる方法として

「融合術」とネーミングしている「技」を採用している。

 

実は、「融合術」は


私が少年期にはまり込んだロールプレイングゲームに出てきたシステムから着想を得ている。

 

私の好きだったロールプレイングゲームでは

「戦士」や「武道家」など

自分の好きに職業が選べる転職システムというのが出てくる。

(こういうと分かる人にはすぐ分かってしまうメジャーなRPG)

 

そのなかで

「上級職」という概念がはじめて登場した時、とても心が踊り

(ゲームの主人公としてだが)
その「上級職」に就けることに強く憧れたことを覚えている。

 

「上級職」とは、

「戦士」+「武道家」=「バトルマスター
「武道家」+「僧侶」=「パラディン

のように

 

複数の職業を経験してマスターすると

アップグレードした上位の職業に就けるというシステムだ。

 

考えてみれば
単純な仕組みなのだが

 

当時、

「魔法使い」と「戦士」のような、まるで路線が真逆にすら思える

違う職業が組み合わさって

魔法戦士」にアップグレードできて

 

火炎斬り、いなずま斬りのような

新しい特技が使えるようになるというのは
とても魅力なことに感じ、

 

1日も早くその条件を満たしたいと
レベル上げに励んだりした。

(実際のところ、はじめに選んだ魔法戦士は、労力のわりにリターンが少ない上級職で苦労したが…)

 

なんにせよ、この経験から

 

新しい概念は意外なほどに簡単に生み出されるんだという感覚が印象に残ったのが

自分にとって大きかった。

 

このように生まれた「融合術」は、

「技」といっても至って単純なもので

既存の概念を組み合わせる言葉遊びに近い。

 

現在、常用語になっている
「アシスタント・プロデューサー」
プレイングマネージャー


のような、あらゆる既成の言葉も

 

もともとは、別の分野だった既成概念を組み合わせて生まれ、それがいつのまに常識化したものだろう。

 

こういった
組み合わせ力(こじつけ力?)というのを
個人でも自由に駆使して、

 

大胆に新たな概念を
生み出すという「技」が「融合術」である。

 

私のようにクリエイティブな発想を苦手とする人間でも既成概念を
組み合わせるだけなので、

無限に可能性は開かれている。

 

お気付きであるとおり

「アカビジ」というのも、
アカデミック+ビジネス

という単純な組み合わせで生まれた概念だ。

 

「融合術」はこのように簡単に誰でも実践できるお気軽なものだが、

 

やってみるとなかなか奥が深いもので

 

どの分野を組み合わせるのかは
個人のセンスが発揮されるので
「技」と捉えている。

 

既に存在するものを繋げるだけで

ありそうでなかった新分野を掘り出せる。

 

例えば、

「料理」がもともと好きで、

歴史が趣味で「戦国時代」にもそこそこ

詳しいという人であれば、

 

織田信長武田信玄

が現代にきたら、きっとこんなものを頼みそうだというメニューを考えて

 

「戦国料理家」みたいなポジショニングを

してみるのもありだと思う。

 

ライバルが多い料理家の世界のなかで、

ただ「一流の料理家」と打ち出すより

ずっと印象に残りやすいだろう。

 

こういった「融合術」は、

 

0→1で新しいものを創るのとは
違うかもしれないが

これはこれでクリエイティブな楽しみがある。

 

私自身の例を出すと、

実業的には主に人材エージェントとして
サラリーマンの転職支援をしたり

 

小さな会社の人事の手伝いをしたりしているが、

 

ここで、一般的な「キャリアアドバイザー」のように名乗らずに

「ヒューマンキュレーター」という立ち位置をとっている。 

 

次回は、
私が「融合術」で造語した「ヒューマンキュレーター」という概念を通して、


「アカビジ」なポジショニングについて
書きたいと思う。

 

ブログ著者プロフィールはこちら↓
https://human-curator-p.hatenablog.com/entry/2018/03/08/075416